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2020.6.12 作成

2022.3.31 更新

iPadって外付けHDDって使えるの?

2020年3月25日にiPadOS 13.4のアップデートがありました。このアップデートのおかげで外付けのアクセサリが使いやすくなり、今まで以上にiPadをノートPCの代わりとして使われるようになりました。

iPadをノートPCとして使用するにあたり、マウスやキーボード、USBハブなどいろいろな周辺機器が必要になりますが中でもとりわけ必要となるのがハードディスクではないでしょうか?元々iPadに内蔵されているROMの容量は多くありません。また、iPadで作業をしたファイルをメインのPCで確認する際にもハードディスクがあると便利です。

ここではiPadでハードディスクを使用する方法をご紹介するのと、ハードディスク以外にもiPadのデータのバックアップをとったり、ファイルを保存できる外部メモリをご紹介します。お持ちのiPadにハードディスクをつなげて「ノートPC化」や使い方の幅を広げてみるのはいかがでしょうか?

1.iPadでハードディスクって使えるの?

使えます。Type-Cコネクタを搭載した「iPad」かつ「iPadOS 13」 以降であれば外付けのストレージのネイティブサポートされているので iPadOS上のファイルアプリでハードディスクのデータを表示でき、バックアップをとることもできるようになりました。
※2022年3月メモリダイレクト調べ

2.iPadでハードディスクを使うための条件

iPadでハードディスクを使用するためにはいくつかの条件があります。対応したiPadであること、iPadOSが条件を満たしていること、ハードディスクのファイルシステムなど下記の条件を満たしているかご確認ください。

[iPadの条件]

iPadOS 13.1以降にアップデートされていること。
対応した機種はiPad Proの2018年以降のモデル。
※Type-Cコネクタを搭載した機種が対象です。

[ハードディスクの条件]

ファイルシステムが「exFAT」でフォーマットされていること。
※ハードディスクのフォーマットを行うためにはパソコンが必要です。

外付けハードディスク

外付けハードディスクはこちら

3.iPadにハードディスクをつなげるのに必要なもの

3-1.iPad Pro (Type-Cを搭載したiPad)の場合

2018年度以降に発売されたiPad(11インチiPad Pro・12.9インチiPad Pro)はType-Cを搭載しているのでType-CのハードディスクやType-CのUSBハブ経由で接続されたハードディスクは認識されます。

Type-Cで接続出来るハードディスク
USB-AをUSB-Cに変換するアダプタ・USBハブ

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Type-C対応USBハブ

Type-C対応USBハブはこちら

4.写真・動画をハードディスクにバックアップ(コピー)する方法

1.変換アダプタを経由してiPadにハードディスクを接続する

必要な場合は変換アダプタを利用して、iPadにハードディスクを接続します。

【ご注意事項】

・iPadに接続するハードディスクは「exFAT」のファイルシステムにフォーマットしておく必要があります。
 ※ハードディスクのフォーマットを行うためにはパソコンが必要です。

・HDDの空き容量が少ない場合、読み込みに時間がかかる場合があります。
 ※読み込みされない場合は、HDDの空き容量を増やしていただくか、空のHDDをご用意頂く必要があります。

USB-Cコネクタ搭載のiPad

ハードディスクの場合は、USBケーブルに「USB-A⇔USB-C」変換アダプタを接続し、iPadのUSB-Cコネクタに接続します。USB-C搭載のハードディスクの場合はそのまま接続できます。

iPadと「Lightning - USB 3カメラアダプタ」「HDD」の接続図

2. iPadの「ファイル」アプリで外部メディアの接続を確認する

ハードディスクを接続した後にiPadの「ファイル」アプリを起動します。ハードディスクが正しく接続されると、iPadの「ファイル」アプリの「ブラウズ」タブ内に接続したハードディスクの名前が表示されます。

iPadの「ファイル」アプリで外部メディアの接続を確認する手順1

3.iPadで「写真」アプリを起動する

iPadで「写真」アプリを起動します。「選択」をタップして、ハードディスクにコピー(バックアップ)したい写真や動画を選択します。

iPadの「ファイル」アプリでハードディスクの接続を確認する手順2

4.iPadでコピー(バックアップ)したい写真や動画を選択する

コピー(バックアップ)したい写真や動画を選択したら「共有」アイコンをタップします。

iPadの「ファイル」アプリでハードディスクの接続を確認する手順3

5.保存先として接続している外部メディアを選択・保存する

「"ファイル"に保存」をタップすると保存先の選択画面が表示されます。iPadに接続しているハードディスクを選択して「保存」をタップします。

iPadの「ファイル」アプリでハードディスクの接続を確認する手順4

6.ハードディスク内に写真/動画が保存されたことを確認する

保存後、iPadで「ファイル」アプリを起動します。「ブラウズ」内の"場所"からハードディスクを選択して、選択した写真や動画がコピー(バックアップ)されていることを確認します。

iPadの「ファイル」アプリでハードディスクの接続を確認する手順5

5.ハードディスクの他にiPadのバックアップにおすすめの商品

バックアップカードリーダー

Lightningコネクタが採用されているiPadやiPadのデータのバックアップを取りたい場合は充電しながらバックアップできる「Qubii」がおすすめです。この商品ならmicroSDの容量を変えれば大きなデータでもバックアップすることできます。

バックアップ付きAC充電器

アダプタ不要のAC充電器一体型の商品もおすすめです。こちらの商品は15W出力なのでiPadの充電にも対応しています。

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ハードディスク以外にもUSBメモリやmicroSDカードなどのストレージも使えます

他にもLightningコネクタに対応したUSBメモリやmicroSDカードリーダーがあるので持ち運び安い小さいストレージもおすすめです。

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6.iPadに最適なおすすめハードディスク

7.新型iPad Proの周辺機器接続について

新型iPad Proの周辺機器接続について