SDカードはデジタルカメラ・ビデオカメラなどの機器で使用されている記録メディアです。SDカードには記憶容量やスピードクラスの違いなどによって沢山の種類があります。
このページではSDカードの特長を踏まえて選ぶポイントを解説します。
写真や動画の高解像度になると共にデータの大容量化が進んでいます。
気が付いた時に容量が足りない!?とならないようによく考えて選びましょう!
SDカードは容量の大きさによって3種類(SD・SDHC・SDXC)があります。
SDXCカード | SDHCカード | SDカード | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
512GB | 256GB | 128GB | 64GB | 32GB | 16GB | 8GB | 4GB | 2GB | ||
静止画 (※) |
500万画素 [1枚約1.4MB] |
325,360枚 | 162,680枚 | 81,340枚 | 40,670枚 | 20,330枚 | 10,160枚 | 5,080枚 | 2,540枚 | 1,270枚 |
600万画素 [1枚約1.7MB] |
269,600枚 | 134,800枚 | 67,400枚 | 33,700枚 | 16,850枚 | 8,420枚 | 4,210枚 | 2,100枚 | 1,050枚 | |
800万画素 [1枚約2.1MB] |
216,880枚 | 108,440枚 | 54,220枚 | 27,110枚 | 13,550枚 | 6,770枚 | 3,380枚 | 1,690枚 | 840枚 | |
1000万画素 [1枚約3.1MB] |
152,160枚 | 76,080枚 | 38,040枚 | 19,020枚 | 9,510枚 | 4,750枚 | 2,370枚 | 1,180枚 | 590枚 | |
1200万画素 [1枚約3.8MB] |
124,160枚 | 62,080枚 | 31,040枚 | 15,520枚 | 7,760枚 | 3,880枚 | 1,940枚 | 970枚 | 480枚 | |
1500万画素 [1枚約5.0MB] |
93,360枚 | 46,680枚 | 23,340枚 | 11,670枚 | 5,830枚 | 2,910枚 | 1,450枚 | 720枚 | 360枚 | |
1800万画素 [1枚約6.1MB] |
76,960枚 | 38,480枚 | 19,240枚 | 9,620枚 | 4,810枚 | 2,400枚 | 1,200枚 | 600枚 | 300枚 | |
4K動画 |
4096×2160 [25fps] |
896分 | 448分 | 224分 | 112分 | 56分 | 28分 | 14分 | 7分 | 2分 |
フルHD 動画 |
1920×1080 [24fps] |
1280分 | 640分 | 320分 | 160分 | 80分 | 40分 | 20分 | 10分 | 5分 |
※JPEG圧縮率を1/4とした場合
静止画、フルHD動画、4K動画の撮影枚数、録画時間については、お使いの機器、被写体、撮影条件によって記録されるデータ量が異なる為、撮影可能時間や撮影可能枚数は増減します。
利用可能なSDカードは使いたい機器の仕様によって異なります。
使用する機器の取扱説明書や仕様書で最大対応容量をご確認ください。
カードの種類 | 使用できる対応機器 |
---|---|
SDXCカード | SDXC対応機器 |
SDHCカード | SDXC対応機器、SDHC対応機器 |
SDカード | SDXC対応機器、SDHC対応機器、SD対応機器 |
SDカードのデータ読み書きの速度性能の目安として「SDスピードクラス」があります。
Class2、4、6、10があり数字が大きいほど速くなります。
今までSDスピードクラスはClass4やClass10というものでしたが、新たなスピードクラスとしてUHSスピードクラスやビデオスピードクラスというものが追加されました。
動画撮影を続けてもフレーム落ちが発生しないように最低速度を設けてビデオ記録品質向上するための規格が定義されています。使用する機器のスピードクラスより、同等かそれ以上のカードを選ぶことによって確実な録画ができる組み合わせを選択できます。
最低保証速度2MB/秒の「SDスピードクラス CLASS 2」から最低保証速度10MB/秒の「SDスピードクラス CLASS 10」まで4段階のクラスがあり、ご使用の機器によって必要とされる転送速度が異なります。例えば「SDスピードクラス CLASS 10」は、フルHD動画撮影にも適しています。
読み書き時のデータ転送速度が最低2MB/秒 | |
読み書き時のデータ転送速度が最低4MB/秒 | |
読み書き時のデータ転送速度が最低6MB/秒 | |
読み書き時のデータ転送速度が最低10MB/秒 |
UHS(Ultra High Speed)はSDHC、SDXCカードで対応機器を使用すれば高速転送が可能です。UHSの企画にはUHS-IとUHS-IIの2種類があり、理論値ではUHS-Iが最大104MB/s、UHS-Ⅱが最大312MB/sで最低限の速度を保証するUHSスピードクラスには最低保証速度10MB/sのUHSスピードクラス1と、最低保証速度が30MB/sのUHSスピードクラス3があります。しかし、あくまでも使用する機器が対応していなければ、適応されません。
UHS Speed Class1 | 読み書き時のデータ転送速度が最低10MB/秒 | |
---|---|---|
UHS Speed Class3 | 読み書き時のデータ転送速度が最低30MB/秒 |
ビデオスピードクラス(V6 / V10 / V30 / V60 / V90)は、高品質化する映像技術やNAND技術に対応できるよう考慮されたスピードクラスです。一定した書き込み速度が求められるビデオなどのストリーミングコンテンツでは、フラッシュメモリーの書き込み速度にばらつきがあると動画の録画に支障が出てきますが、ビデオスピードクラスでは、最低限の書込み能力を設定することで、ビデオ録画に必要な一定の速度を実現します。
(SDアソシエーションより引用)
(SDアソシエーションより引用)
どれを買ったら良いかわからなくなったときは全てに対応したカードを選べば安心です。
迷ったときはこのマークが付いているカードがおすすめ。
4K動画撮影にも対応でき、ビデオスピードクラス対応を要求するカメラにも使用できる性能があるので、これを目印に購入しましょう!
アプリケーションパフォーマンスクラスとは、アプリケーションに特化した規格で、アプリケーションパフォーマンスクラス1(A1)とアプリケーションパフォーマンスクラス2(A2)があります。
この規格はスマートフォンやタブレットのアプリケーションがよりスムーズに実行されるために作られた規格で、この規格に対応したmicroSDを使うことによってアプリが滞ることなく快適に使えます。
*使用する機器がSD6.0に対応していないといけません。
(SDアソシエーションより引用)
スピードクラスは基本最低速度なのでガンガン連写でとるんです!!という方はやはり最高速度は大事です。
そのなかでも重要なのは読み取り速度よりも書き込み速度なんです。
動く被写体を連写したいというかたは書き込み速度は要チェックです!!
連写性能は「◯コマ/秒」というように表示されることが多いです。これは「1秒間に◯コマ(枚)撮影できる」という意味です。
この性能はカメラの機種によって違います。一般的には上位機種が連写性能は高いです。
しかし、いくらこう書いていてもずっとこのペースで撮影し続けることはできません。カメラも撮影したあとSDカードなどに保存するのですが、基本的には一度カメラのバッファメモリに保存されてからSDカードに書き込まれます。
なので、バッファの容量をオーバーしてしまうと連写は止まってしまいます。。。。
カメラの機種によって異なりますが、このバッファの容量をオーバーしたときはカメラに何かしらの表示が出てきます。
このバッファの容量がオーバーするまでの連写枚数のことを連続撮影可能枚数と言います。
しかし!ほとんどのカメラが連続撮影可能枚数まで足りない状態で止まってしまいます。
それは。。。
まさにSDカードの性能なのです。。。。
SDカードは読み込みの速度をうたっているメーカーは多いのですが、この連写性能で重要なのは書き込みなんです。
SDカードのパッケージやラベルには読み込み速度は良く表示されています。しかし。連写で必要なのはいかに速くSDカードに保存するか!なので書き込み速度が高い方が連写できます。
カメラによっても違うので一概には言えませんが、連写を考えている方は書き込みが60MB/はあったほうがいいのではないでしょうか!
これは規格で策定されているわけではないですが、大事なデータです!
きちっとした耐久テストをしていることや耐久性を知っておくのも大事なポイントです。
Transcendの優れた信頼性
優れたパフォーマンスと安定性を提供するために、トランセンドはSDカードに対して温度耐性、防水性、耐衝撃性、耐X線、耐静電性を確認するための試験を実施しています。
最低保証速度2MB/秒の「SDスピードクラス CLASS 2」から最低保証速度10MB/秒の「SDスピードクラス CLASS 10」まで4段階のクラスがあり、ご使用の機器によって必要とされる転送速度が異なります。例えば「SDスピードクラス CLASS 10」は、フルHD動画撮影にも適しています。
もちろん、電子記憶媒体なのでいつかは壊れてしまいますが、年数とは別にSDカードには『書き換え寿命』というものがあります。
使用する環境によっても寿命は変わりますが目安として書き換え回数がSDカードの寿命に大きく影響します。
SSDや、SDカードに使われているNANDフラッシュメモリの素子の書き込み回数の上限が、 SLC(Single Level Cell)チップは10万回、MLC (Multi Level Cell) チップは1万回、TLC (Triple Level Cell) チップは1000回と言われています。1000回というのは、DVD-RW,BD-REの書き換え上限と同程度になります。一般向けのSDカードは、TLC、MLCのみでSLCは通常ありません。
SLC | MLC | TLC | |
---|---|---|---|
書込回数の限度 | - | ◎ | ◯ |
アクセススピード | - | ◎ | ◯ |
データの保持性 | - | ◎ | ◯ |
MLCチップなら
MLCチップのSDカードは
書き換えに強く長寿命
ドライブレコーダーやセキュリティカメラのように動作時、常に書き込みと消去を繰り返して使う場合や一眼レフカメラで連射撮影する、4K対応のビデオカメラの撮影などには MLCチップを採用したSDカードがオススメです。
状態によって100%データが戻ってくるものではありませんが、復旧ソフトがあると心強いですね。
データ復旧ソフトウェアのRecoveRx RecoveRxは写真、ドキュメント、音楽、動画ファイルを簡単操作で復旧できる無料ソフトウェアです。
特に高速の規格のUHS-IIは対応したカードリーダーを使わないとせっかくの速度が出ません。
それぞれのSDカードにあったカードリーダーを選びましょう。
メモリダイレクトでは下記の2つの方法でご注文を承っております。
送料・各種手数料は下記の通りです。
全国一律 550円
2,000円以上のご注文で『送料無料』
※ネコポス対象商品はネコポス便に限る
詳細はこちら
代金引換
330円
3,000円以上の
ご注文で手数料無料
その他の方法
無料
PDF形式で発行が可能です。
マイページから宛名・但し書きを変更して、領収書を発行することが出来ます。発行される領収書はPDF形式です。
※商品をお受取いただいた後から発行が可能になります。
※領収書はスマートフォンでは発行
出来ません。PCのみとなります。
商品不具合、商品サポートにつきましては、Transcend(トランセンド・ジャパン)社での対応となります。
その他の商品についての商品不具合、商品サポートにつきましては、メモリダイレクトで対応させていただきます。
『メモリダイレクト』はサンワサプライ株式会社が運営するメモリを中心とした商品を販売する通販専門店です。
トランセンド製品は正規販売店として昨年もトップベンダーに選ばれました。
今後もお客様のニーズにいち早く応え、お客様に愛される店舗づくりに力を入れていきます。
引き続きメモリダイレクトをよろしくお願い致します。
サンワサプライ直営のサンワダイレクトが運営するメモリ専門店 メモリダイレクト
USBメモリ | マイクロSD | SDカード | コンパクトフラッシュ | 増設メモリ | デジタルフォトフレーム | MP3プレーヤー関連グッズ | 外付けハードディスク
DVDドライブ | SSD・ハードディスクケース | カードリーダー | デジカメ関連グッズ | パソコン周辺機器 | Transcend | メディアケース | 増設メモリ用工具 | USBセキュリティ